夢みたあとで

 

私は、今、大手の塾で講師の仕事をしています。

 

私がこの仕事を始めた時は、こうなるとは思っていなかったくらい救われました。

子どもも上司も同僚も、全てが私にとっての光です。

 

色んな子がいて、色んな状況で。

それが愛おしくて。

 

私の心に長くあった埋まらない溝を、埋めてくれました。

入りたての頃から見ていた子が、もうすぐでお休みになります。

 

英語を最も得意とする私がよく担当していました。

頑固で頑張り屋で、可愛い彼女

せんせーがいいといつも指名してくれました。

二人で頑張ってきた冬と春と夏でした。

 

人は失ってから気づくとよく申しますが本当で、

この日々は夢のよう。今は茫然としています。

 

ふと、聴きたくなったのが GARNET CROW、私の死生観を作り上げた音楽

頭をよぎるのは 夢みたあとで

 

 

夢みたあとで

夢みたあとで

 

 

歌詞に 引用

ユメヲミタアトデ

解き放つ窓の向こう

目の前で分かれ行く風の音

通り過ぎた後の静寂に降る太陽

優しすぎて愛しさ増す

 

本当に見事な世界観です。

あぁ、本当に愛おしい。

愛しくて愛しくて寂しくて愛しくて

 

たまりませんね。

宝物が増えるのって切なさも同居するから。

生きてるって無常と愛しさであふれてる