埋もれる才能

人間というのは、きわめて身勝手だ。

 

自分の世界で生きてるから自分の理解できないことは変だという

それがとんでもない勘違いだとも知らず、恐れず

 

私には高校生の時教師から 絶対音感?と勘違いされた音感がある。

先生、最初の音はこれ?と、発声して確認した時のことである。

絶対音感ではない、強い相対音感があるようだった。

目に関してはずっと記憶能力があるのを自覚していたが。

耳も思い起こせばあった。

 

あの人と別れてから、私は歌うようになった。たくさんたくさん

 

最初は何で歌うのかわからないけど、歌いたくなった とにかく歌うことに飢えてた

 

あの人は、昔、私の歌の好みを否定した。

私は、音楽の幅が広い。

アイドルも聞くし、ロックも聞く、それこそ中島みゆきも聴く

それのうち、ロックに関して否定された。のを強く記憶している。

 

元から、音楽の趣味が変わってるのもあるのかもしれない

皆と違う音楽を愛している自分を貫くことができなかった。

 

今は、その枷が外れた。

それからというもの、自分の耳の良さに気づいた。

 

聴いてる曲であれば、90前後で推移するのが当然になった。

難しいとされる 瞳の住人安定して87でる。そのうち90も取れるだろう。

 

元から歌詞に感情移入するから、表現力とかそういうのも問題ないらしい。

何を目指してるとかじゃなくて

10年近く歌えなかったことを取り返そうとしてるんだと思う。

 

私は歌うことが好きという感情とか、記憶とか、悔しさとか、悲しさを歌うことでながしてるんだとおもう。

 

だって、悔しいじゃない

ホントは下手じゃないのに、下手だと思い込んで思われて

ほんとは全然そうじゃないって。

 

私の心の傷を洗い流せるのは私だけ。

誰かにもできるかもしれないけど、きっと、今は私だけ

 

人は愚かだ

自分の常識外を 異常と決めつけて傷つける

それが何年のきずになるのかもしれず。

 

私も、誰かを傷つけないようにしよう